ここではライン(釣り糸)の説明をします。
・ラインの種類バスフィッシングに使うラインには主に3つの素材があります。
「ナイロンライン」「フロロカーボンライン」「PEライン」です。
それぞれ伸縮性や強度が違いますが、釣り場の状況やルアーの種類によって使い分けたりします。ですが、最初のうちは安価で扱いやすいナイロンラインでかまわないと思います。
ナイロンライン
フロロカーボン
PEライン
・ラインの強度(太さ)
ここではナイロンラインを前提としてご説明します。
ラインの強度や太さは「lb(ポンド)」や「号」という単位で表されます。バスフィッシングの場合は主に「lb」を用います。先に説明しておくと、1号=4lbくらいと考えてください。
lb(ポンド)は重さの単位で、1lbは454グラムです。
すなわち1lbのラインは454グラムで引っ張る力に耐えられるということです。ですが、実際にはばらつきがあり、1lbより重い重量に耐えられるラインや、それ以下で切れてしまうラインもありますので、だいたいそれくらいと考えてください。バスフィッシングで使うラインは、スピニングリールに巻く場合3lb~8lb、ベイトリールに巻く場合8lb~20lbくらいです。スピニングには細いライン。ベイトには太いラインと覚えてください。もちろんスピニングでも太いライン、ベイトでも細いラインを巻くこともできますが、最初は基本通りに使いましょう。ロッドの手元付近には、そのロッドでの使用推奨ライン強度が表示されています。それを見てラインを選ぶのもよいでしょう。ちなみに弁慶堀においては、スピニングに4~6lb、ベイトに10~18lbが推奨です。